戸建賃貸のリフォーム・リノベーション事例と費用
賃貸物件をご所有のオーナー様の中にも戸建ての物件をご所有の方や、いまご自身でお住まいになられている物件を賃貸として貸し出しをご検討されている方もいらっしゃるかと思います。
新たに戸建やテラスハウス(連棟式長屋)の物件を購入して賃貸物件として運用する方が増えており、当社にもリフォーム・リノベーションしたいという依頼が増えています。
※現状は戸建物件の施工対象を築30年程度までとさせていただいております。
賃貸で戸建に住みたいという需要は多いため、しっかりとリフォーム・リノベーションすれば、相場以上の家賃で借り手がつくことが多く、また区分のワンルームなどに比べると、一度住んだら割と長く住んでもらえるというメリットもあります。
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施工事例集|イエスリノベーション
戸建賃貸の事例
まず、戸建の賃貸物件のリフォーム事例をご紹介します。
こちらの物件は、もともと和室×2、洋室×1、DK×1の3DKの間取りで、特に和室が多いことがネックでした。
暗いイメージの和室も、施工後は洋室にリフォームしてかなり明るい印象になりました。
同じ和室の別カットですが、こちらも、う~ん、かなり古臭くこのままではなかなか借り手が付きそうにないですね…。
リフォーム後はご覧のとおり、床の間があったことを感じさせないおしゃれな仕上がりですね。
レンガ調のクロスを施工し、壁には棚を設置することで使用しやすいお部屋にもなりました。
2階にも和室がドーンとあったのですが…。
ここも洋室化してしまいました。手前味噌ですが、同じ物件とは思えませんね。
同じ部屋の少しカットを変えてビフォーです。
同じカットのアフターです。
浴室とキッチンは再生利用でコストダウン
浴室はもともとブルーのタイルが入っており古臭い印象でしたが、
パネルを貼ってブルーを隠してしまいました。
キッチンも今時ないあずき色が差し色のものでしたが・・・
真っ白に塗装をして、ステンレス部分は研磨し、タイル部分はキッチンパネルを貼りました。
リノベーション費用の相場
戸建賃貸の場合、どこまで費用をかけてどこまで手を加えるか、というのが悩ましいところです。
もし自分が住む場合は、それこそ骨組だけ残してすべて解体し、あとは全部作り直すのもありかもしれません。
その場合は結局、新築とまではいかないまでも、ざっと1000万円~1500万円以上の費用がかかりますので、せっかく安く物件を取得しても最終的な利回りが下がる可能性があります。
もちろん、構造的に欠陥があるような物件の場合は別ですが、単に内装が古い、設備が古いというだけなら、費用をぐっと抑えながら格安でおしゃれに仕上げることも可能です。
見積もり例(当社の場合:最低限プラン)
例えば上のような物件ですと、当社では130万円くらいで仕上げることができます。
見積もりとしては、内装部分+設備再生はパッケージプランで平米2.5万円×40㎡=100万円、あとは和室が2部屋あり、それを洋室化するために床下地工事や壁の下地補修などで別途15万円×2部屋というイメージです。
キッチンや浴室は故障していなかったので、上記写真の通り、既存を活かして再生利用する形をとっています。それにより内装のデザイン部分にしっかりと手を加えることができ、おしゃれ物件に仕上がるのです。
設備にお金をかけて、デザインが平凡な物件はいくらでもあるので、家賃競争にさらされますが、逆張りで設備を抑えてデザインが際立っている物件はなかなかないので、早く入居が決まり、家賃も上げられます。
この物件も実際に、高めの家賃ですぐ借り手がついたようです。
まずは最低限のリノベーションで借り手がついて、収益を得てから次の一手を考えるというのも選択肢として悪くないかと思います。
戸建賃貸の空室でお困りの方は是非気軽にご相談ください。
※築が古すぎる場合はパッケージプランになじまないため、現状は戸建物件の施工対象を築30年程度までとさせていただいております。