民泊(Airbnb)向け物件のリノベーション・リフォーム
民泊が盛り上がりを見せていますが、デザインリフォーム・リノベーションを手掛ける当社にも、
【Airbnbで運用するために内装をおしゃれにしたい】
というご相談が、ここ半年でかなり増えています。
まず、民泊(Airbnb)運用で成功するためには大きく3つのポイントがあります。
それは「1.物件の魅力」「2.価格設定」「3.利用者の評価」の3つです。
そのなかでも「2.価格設定」や「3.利用者の評価」は主に運用開始後の努力部分になるので、
まず最初やるべき「1.物件の魅力」 について、もう少し掘り下げて考えてみます。
物件の魅力を上げるには?
物件の魅力と言っても
a.「立地」「近隣の利便性」など努力ではどうにもならないもの、と
b.「内装」や「写真」、その他「付加サービス」など努力で良くなるものに分けられます。
当然ですが、立地や利便性の悪さを嘆いていても何も始まりませんので、努力で良くなるものに力を注ぐしかありません。
そこで、今回はairbnb運用で成功するための内装や写真など、主に部屋作りのポイントを中心にお届けします。
※付加サービスは「地元客しか知らないおいしい店をご案内します」など、色々あると思いますので、オーナー様が是非アイデアを練ってみてください。
・写真映りを重視する!
顧客数が増えて、評価の数が貯まるまでの間は、とにかく価格と見た目で勝負するしかありません。
そのためには写真がかなり重要になります。
平凡な内装の部屋に、いくら高価でおしゃれな家具をおいても、なかなかおしゃれな感じは出ません。
逆に内装のデザインがしっかりとされていれば、家具は色味などだけ統一感を持たせれば、そんなに高いものでなくとも十分おしゃれになります。
下の二つの事例は当社のデザインパッケージで施工した部屋の写真です。
家具などは置いてなくとも、写真のインパクトが十分強いのがおわかりいただけるかと思います。
デザインリノベーションした内装の事例(1)
デザインリノベーションした内装の事例(2)
・メンテナンスしやすいようにする
民泊運用をするようになると、不特定多数の人が利用するため、室内が思いのほか汚れます。
そのため、リフォーム・リノベーション時には耐久性が高く、メンテナンスのしやすい材料を選ぶべきです。
(1)壁・天井の仕上げは塗装がおすすめ
ほとんどの賃貸物件はクロス施工ですが、後のメンテナンス性などを考えると塗装をおすすめします。
クロスの場合は汚れると、職人による貼替が必要ですが、塗装の場合は上塗りができますので、
塗料さえあれば、ちょちょっと自分で塗ることも可能です。
また、塗装壁はデザイン性の部分でもかなりおしゃれに見える点がメリットです。
(2)床材はフロアタイルがおすすめ
清掃の時などにベッドや家具の位置を変えたりするため、じゅうたんやクッションフロアなど家具跡が付きやすいものはあまりおすすめしません。
また、木のフローリングも傷がつくと補修が大変です。
そこで、塩ビ素材のフロアタイルがおすすめです。
見た目的にはフローリングとほぼ同じ感じで、デザイン性が非常に高く、固くてキズに強いです。
部分貼り替えが可能なので、メンテナンスコストも抑えられます。
・水回り設備はなるべくコストダウン
最後に、一般的にリフォーム・リノベーションで費用がかさむのがキッチンや浴室などの水回り設備ですが、ここは思い切ってコストを抑えることをおすすめします。
もちろん水回り設備が新品に越したことはありませんが、数日間の滞在であれば、実際に住む人と違って、そこで料理をしたり、ゆっくり風呂に入ったりということに重点を置いていない人もたくさんいます。(もちろん、設備が充実しているなら、それを売りにするのもありですが)
ですので、賃貸物件では不人気と言われる『3点ユニットバス』も民泊(Airbnb)運用においてはマイナスポイントになりづらいのです。
当社のパッケージプランでは、料金内でキッチンを再生したり(木部を塗装してステンレス部分を研磨して清潔感を取り戻します)、ユニットバスは大型のミラーをつけてホテル風にしたり、そのあたりも込みの料金となっています。
キッチン再生の写真(左施工前・右施工後)
ユニットバスにワイドミラー取付
民泊向けのリフォーム・リノベーションを検討されているオーナー様は是非気軽にご相談ください。