デザインリノベーションと他の手段の投資回収比較
1.各手段の工事費と空室期間、成約家賃を以下の通り設定しました
A.原状回復のみ
退去後にとりあえずの原状回復工事を15万円ほどかけて実施したが、その後12ヶ月間空室が続き、最終的には賃料5千円下げの5万円で入居決定。
B.原状回復+部分リフォーム
原状回復工事とキッチンの入れ替えを合計40万円ほどで実施したが、平凡で決め手に欠けたため、6ヶ月ほど空室が続いた後、賃料は何とか維持の5.5万円で入居決定。
C.デザインリノベーション
当社のデザインリノベーションを実施、㎡2.5万円×20㎡=50万円で平均実績である1ヶ月以内に入居決定、成約賃料は5千円(9%)アップの6万円。
D.フルリノベーション
内装やキッチンだけでなく3点ユニットバスの入替・分離工事含め、㎡10万円×20㎡=約200万円(フルリノベーションのおおよその相場)かけて実施、即入居決定し、賃料も1万円(約18%)アップの6.5万円。
2.上記A~Dの投資回収率を表にまとめました
【結論】デザインリノベーションは投資利回り・投資回収期間ともに他の手段よりも優れています。
(A~Dの投資回収率集計表)
A.原状回復のみ | B.原状回復 +部分リフォーム |
C.デザインリノベーション | D.フルリノベーション | |
①初期投資額 | 15万円 | 40万円 | 50万円 | 200万円 |
②空室期間 | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 1ヶ月 | 0ヶ月 |
③逸失利益 (月間賃料×②) |
5.5万円×12 =66万円 |
5.5万円×6 =33万円 |
5.5万円×1 =5.5万円 |
5.5万円×0 =0万円 |
④総コスト (①+③) |
81万円 | 73万円 | 55.5万円 | 200万円 |
⑤成約賃料 | 5万円 (-0.5万円) |
5.5万円 (+-0万円) |
6万円 (+0.5万円) |
6.5万円 (+1万円) |
⑥賃料増減額 (⑤×12ヶ月) |
-6万円 | +-0万円 | +6万円 | +12万円 |
投資利回り (⑥÷④) |
-7% | 0% | 11% | 6% |
投資回収期間 (④÷⑤) |
16ヶ月 | 13ヶ月 | 9ヶ月 | 30ヶ月 |