3点ユニットバスのリフォーム(分離工事)の費用対効果
【完全版】3点ユニットバス・リフォームの全体像
三点ユニットの分離等のリフォームを検討している方はその価格感や空室解消効果が気になるところですよね。
賃貸物件のオーナー様の悩みで多いのは、
・「3点ユニットバスだから空室になると、なかなか入居が決まらない」
・「3点ユニットバスだから家賃を下げないと空室が埋まらない、または下げても埋まらない」
・「3点ユニットバスがネックだからなんとかしてほしいと不動産会社に言われている」
このあたりだと思います。
このような背景から、バスとトイレを分離する方法や費用が気になって、このページに辿り着いたのではないでしょうか?
イエスリノベーションでは空室対策に専門特化したリフォーム・リノベーションをサービスとして提供しており、この領域については最も得意分野です。
もしお悩みの場合は気軽にご相談ください。
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この記事では、3点ユニットバスの分離工事を考えているオーナー様のために、分離する場合の複数の方法や、費用など全体像をお伝えします。
読んでいただければ、どのような方法をとるのが最もベストかがわかります。
3点ユニットはトイレ室を別に作るスペースがあるか?
3点ユニットバスの物件ということは、おそらくワンルーム・1Kなど単身者向けの物件がほとんどだと思います。
その場合にトイレを新しく作るスペースがとれるかどうかが問題になります。
部屋全体の広さが20平米未満の物件などでは、無理やり居室にトイレスペースを作ると、部屋が狭い上に収納もない物件になり、逆に空室が埋まりづらくなります。
ですので、まずはスペースがあるか、ないか、を確認しましょう。
<トイレ室を新しく作るスペースがある場合>
この場合は、
①既存の3点ユニットバスを新しく2点式ユニットバスに交換して、トイレ室を新しく作る方法
②既存の3点ユニットバスからトイレを撤去して、浴室内を水回り専用の特殊塗装で新品同様に再生し、トイレを新しく作る方法
があります。
<トイレ室を新しく作るスペースがない場合>
この場合は、
③現在の3点ユニットバスと同じサイズの分離型シャワーユニットに交換する方法
があります。
3点ユニットバスをリフォームしたほうがいい理由
入居希望者が物件探しをするときに、常に人気な条件として「バス・トイレ別」という項目があります。
3点ユニットバスの場合、この項目にあてはまらず多くの入居希望者から除外されてしまい、検討してもらうこともできません。
さらに、最近では、単身者向けの物件に住む、大学生などは、ユニットバスの浴槽は使用せずシャワーしか使わない、という声も増えてきています。
需要に合わせ室内もリニューアルしていかなければ、空室期間が長引いていきます。
3点ユニットバスをリニューアルし、「バス・トイレ別」を実現させましょう。
工事パターン別費用とメリット・デメリット
上記で説明した5パターンについて、それぞれ説明をしていきます。
①既存の3点UBを新しく2点式UBに交換して、トイレを新しく作る方法
近くにクローゼットなどスペースがある場合は、そこをトイレに作り替えてしまうという方法があります。内装を作り、給排水工事を行い、新しいトイレを設置します。さらに古い3点ユニットバスは解体して、同じサイズで、新しいトイレなしの2点式ユニットバスを入れます。
・価格相場:100万円~
・メリット:完全にバストイレ別物件として訴求できる
・デメリット:価格が高いのと、居室部分がトイレ分狭くなる。
②既存の3点UBを活かしながら、トイレを新しく作る方法
トイレは新しく作りますが、浴室は既存を再生して活かします。トイレを撤去して、床をふさぎ、全体を特殊塗装することで新品の2点ユニットに交換するよりもコストを抑えることができます。
・価格相場:80万円~
・メリット:コストを抑えながらバストイレ別にすることができる
・デメリット:浴室は既存を活かすので新品交換には敵わない(が十分見た目は綺麗になります)
詳しくはこちらのブログでもご紹介しておりますので、ぜひご確認ください。
【賃貸オーナー必見】3点UBを交換しないでトイレを分離!施工事例紹介
③現在の3点UBと同じサイズの分離型シャワーユニットに交換する方法
ワンルームに多いのがいわゆる「1014」という、100㎝×140㎝の小さいユニットバスですが、このサイズのままで、シャワー室とトイレが別になっているユニットがありますので、それに交換してしまうやり方です。ちゃんと入口が別になります。
・価格相場:70万円~
・メリット:室内スペースを侵食せずにバストイレが別室になり、内装工事も最低限で済む
・デメリット:バスタブがなくシャワーブースになる(がワンルームに住む人は浴槽につかることはほとんどないので、大きなハンデにはならない)
詳しくはこちらのブログでも紹介しておりますので、ぜひご確認ください。
3点ユニットバスリフォームのまとめ
空室が続くお部屋のリフォーム工事でも、どのようにリフォームをすればいいかお悩みの方もいらっしゃると思います。
いくら費用をかけて、どのようなターゲットに向けて訴求するのか、などをじっくりと考察したうえでリフォーム工事を行いましょう。
空室でお悩みの方はぜひバストイレのリフォームだけでなく、あわせて部屋全体の差別化(リノベーション)も検討してみてください!
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