【賃貸オーナー必見】3点UBを交換しないでトイレを分離!施工事例紹介
なかなか入居がつきづらくなってきたお部屋に、3点ユニットバスの物件はございませんか?
空室対策のために、3点ユニットバスをなんとかしないと…とお考えのオーナー様も多いかと思います。
実際に、希望するお部屋の条件として「バス・トイレ別」は絶対!と、賃貸物件を探される方も多いです。
そこで、3点ユニットバスの新しいリフォーム事例をご紹介します!
今あるユニットバスをそのまま利用する!?
よくある3点ユニットバスのリフォーム例としては、現状の3点ユニットバスを新しいユニットバスに交換し、トイレや洗面化粧台を別のスペースに新設することが一般的かと思います。
しかしそれには、スペースの問題や、ユニットバス交換という大掛かりな工事が必要となるため費用もかさんでしまいます。
リフォームにお金を使いすぎてしまっては、採算が合わず今後の運用に支障がでてきてしまいます。
実は、そんなお悩みを解決するとっておきの方法があるのです!
そこで今回は、賃貸オーナー様必見!3点ユニットバス分離工事の新たな方法をご紹介!
その方法はなんと…
【今の3点ユニットバスをそのまま利用して、トイレだけを分離】
する工事に成功しました!
ここからは、実際の施工事例をもとにご紹介していきます。
【トイレ分離工事】施工事例
こちらの物件では3点ユニットバス横の洗濯機置き場のスペースへトイレを独立させました。
さらに、その横に洗濯機置き場のスペースもしっかり確保することで、空室対策はしっかり行います。
まず、よくある3点ユニットバスですが、ここからトイレとタンクだけを撤去し、床下の補強と最後は浴室用の防水シートで仕上げます。
さらに、ユニットバス自体も経年によるくすみがあったため、浴室特殊コーティングも同時に行いました。
壁・床だけでなく、全面ボウルや浴槽もコーティングを行い真っ白に塗装することで、まるで新品のユニットバスへ交換したかのような仕上がりになります!
※浴室コーティングについてはこちらの記事で詳しくご紹介しておりますのでぜひご覧ください。
ただ床を防水シートで仕上げるのではなく、もちろん、既存のトイレの下には排水管が通っているので、そちらの処理もしっかり行います。
3点ユニットバスの周囲の床を開口し、ユニットバスの横に作った新しいトイレの床下のスペースへ排水管を新たに引き直します。
新たにトイレを単独で設置する場合、この排水管の移動がネックとなります。
トイレやキッチンの排水管は床下を通って、流れていきます。その排水管には、しっかりと水が流れていくように勾配をとる必要があります。
この勾配の取り方にはしっかりと決まりがあってそれを守らなければ、大事故につながる可能性もあるのでご注意ください。
この必要な勾配をとるために、今あるユニットバスの位置から離れた場所に新たにトイレを作るのは難しく、すぐ隣に空いたスペースがあったとしても既存の排水管の向きなどによってはできない可能性もあります。
そのようなことも含め、ご所有の物件でトイレ分離工事が可能かどうかぜひご相談ください。
トイレ新設後の外から見た状態です。
ユニットバス周りのスペースをうまく利用して、トイレを独立することができました。
これで賃貸募集の際に「バス・トイレ別」の表記が可能となり、間口を広げて入居者募集をすることができます。
一番のメリット
何より、この方法で一番のメリットは、「費用を各段に抑えられること」
従来の分離工事で必要な工事に比べ、トイレを新たに設置する費用などは変わらないですが、この方法であればなによりユニットバス自体を交換する必要がないため、かなり費用を抑えられるとともに、工期の短縮にもつながります。
さらに、室内がほかのライバル物件に比べてデザイン性のあるお部屋になっていれば、より差別化となり入居が決まりやすくなります。
イエスリノベーションは、既存の設備をなるべく生かして費用をかけず、デザインに注力したお部屋にすることで、短期空室解消・家賃アップをかなえてきました。
3点ユニットバス分離工事の他にも、既存を生かしたデザインリノベーションのご提案ができますので、現在空室でお困りのオーナー様はぜひお問い合わせください。